「無限の⽣命⼒〜物質がチームになった時、⽣命が誕⽣した〜」
理論生物学は、複数の化学反応がチームとなって連鎖反応を引き起こす過程に「生命」が誕生することを明らかにしました。
「集合的自己触媒集合」と呼ばれるこの生命の原理は、
生命が生き続けるための条件
生命がどうして、どれぐらいの速度で進化するのかを示しています。
人体もまた、6000杼個の原子が助け合う壮大な集合的自己触媒集合を形成することで生きているのです。
「生命とは何か?」、現代生物学の到達点をお伝えいたします。
右写真:「WORLD BEYOND PHYSICS:生命はいかにして複雑系となったか」2020 スチュアート・A・カウフマン 森北出版
未知に向かって突き進む宇宙は、
・ 物質が助け合って生きる力と
・ 何が起こるか分からない脅威
の双方を生命に与えました。
生命の歴史は、生き残る力と豊かに生きる力の創発によって発展してきました。このことを進化史の重大な局面を辿りながら見ていきます。
そして、生き残る力と豊かに生きる力の創発関係は私たち人間にも通じています。偉大なものを仰ぎ、守るべきものを守るための労苦が、人生の本当の豊かさとありがたさを与えてくれるという原理があると思わざるを得ません。
全5回 午前10時〜12時(講義90分+30分質疑応答) 開催⽅法:オンライン
全回、アーカイブでの視聴が可能です!!
毎回の間に⾃由参加のオンラインでの質問会・交流会を予定しています。
第1回 2023年5⽉14⽇:「無限の⽣命⼒〜物質がチームになった時、⽣命が誕⽣した〜」
第2回 6⽉11⽇:「未知に向かって突き進む宇宙の偉⼤さを知れ」
第3回 7⽉9⽇:「⽣物の進化を貫く⽣き残る⼒と豊かに⽣きる⼒の創発」
第4回 8⽉13⽇:「⽣き残るために予測する脳と⼼で⽣きる⼈間」
第5回 9⽉10⽇:「宇宙の⼈智を超えた原理を仰ぎ、道を突き進むのが⼈間」
講師:冨永晃輝(NPO 法⼈ヒトの教育の会理事、医師)
会費:⼀般 15000円、会員 10000円 (途中辞退の場合、回数に応じて返⾦致します)
問い合わせ先:E-mail:office@hito-kyoiku.com